瀬戸内海の美しい自然、身体に優しく植物から元気をいただくような草木染めなど‥
小さい工房ですが
日々使い手の事も考えた
優しく丁寧なものづくりができる作り手でありたいと励んでおります。
ABC朝日放送テレビ密着ドキュメント番組「LIFE〜夢のカタチ〜」に出演。
藍建てスタートから約2ヶ月の密着ロケが放送されました。
しまなみ海道の景色を藍染に
深く青いせとうちブルーを届ける海色空色工房
太陽を反射し輝く穏やかな海の青、晴天の澄んだ空の青、
瀬戸内に暮らしていると、日々さまざまな青に包まれます。
その景色や文化を、
「ジャパンブルー」とも称される藍染で表現するのが、
尾道市向島に工房を置く「海色空色工房」です。
今もなお、自然由来の材料のみを用い、
藍染めや草木染めで丁寧に表現された、上質でおしゃれな染め製品をご紹介します。
染めに投影するのは美しいしまなみの景色
尾道水道を挟んで尾道と向かい合う向島。
サイクリングや観光客で賑わう自然豊かな山里の一画に、
昔ながらの技法で染色をおこなう小さな工房があります。
「海色空色工房」と名付けられた建屋で、本藍染め製品を中心に「染め」を手掛けるのが、
染色作家の梅阪尚美さんです。
大阪生まれの梅阪さんが、祖母が住む向島に移り住んだのは小学生の頃。
高校卒業後は、京都芸術短期大学で染色技術を学んだといいます。
その後、大阪のデザイン事務所でデザイナーとして活躍。
息抜きとしていた草木染の魅力を再認識し、故郷へと戻り、
2015年に、藍甕を備えた同工房を立ち上げました。
四季折々の草花が咲き誇る手入れの行き届いた庭には、深いブルーの染物が風になびいています。
梅阪さんが作品に投影するのは、生まれ育ったしまなみの青。島がもたらすものづくりの環境と、
これまでの経験で培った独自の審美眼で、自然由来のさまざまな作品が生み出されているのです
TEXT/大須賀あい
出典:Nativ.media しまなみ海道の景色を藍染に 深く青いせとうちブルーを届ける海色空色工房 ~SETOUCHI+~より
■海色空色工房 染色家 梅阪尚美個展
会期:2025年4月5日(土)〜4月20日(日) ただし、初日は搬入作業のため12:00スタート 場所:タピエスタイル 京都LAQUE四条烏丸店(ショップ詳細) |
2F:タピエスタイル TEL:090-8821-8681